夕張メロンを使った商品を発想してから世に送り出すまで、こだわり続けてきたのは「本物」を追求することでした。
「夕張メロンそのものを、80gのカップに閉じ込めたい」。何百、何千回もの試作の末に辿り着いた、1987年の製品化。
失敗を重ねても諦めなかったのは、夕張メロンを生産する皆さんの大変な苦労を知っていたからです。
たくさんの人が守り、育ててきた夕張メロンの名前と貴重な果肉を使い、ゼリーを作る。そのためには、まず生産関係者の皆さんから「美味しい」と認めていただけるものでなければなりませんでした。夕張メロンには、厳格な品質基準があります。メロンを出荷する時のような厳しい目で、私たちの製品も見極めていただきたかったのです。試作品を持って、何度も夕張市農協様へ足を運びました。
「ホリさん、出来ましたね。これは夕張メロンと言っていいですよ」
この言葉でようやく「夕張メロンピュアゼリー」は誕生しました。
しかし、私たちの「本物」への情熱は、今も変わりません。どうすればより本物の夕張メロンに近づけることができるか?との思いで、毎年試作を重ね続けています。
夕張メロンピュアゼリーに完成はありません。これからも「本物」を追求し、更なる美味しさを目指して一歩一歩、歩み続けていきます。